チャンジリング・シー

チェンジリング・シー (ルルル文庫)
海で父を失った少女ぺりは海に執着する王子キールに出会う。
ってふつうの作家だったら、二人が結ばれる話になるんだろうけれど、さすがマキリップ、そういう話は書かない。
キールはぺりに惹かれるけど、ぺりより海をとっちゃうんだものね。
盛り上がるわけじゃないのになんか面白い。