ブルースカイ

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

ブルースカイ (ハヤカワ文庫 JA)

中世のドイツ。
祖母と暮らす少女。祖母が魔女として捕らえられてしまった。
そこへどこからともなく現れた肌の黄色い娘。
その娘に助けられて,アメリカへ渡る。
で,黄色い肌の娘はどこかへ消えてしまう。
そして娘は近未来のシンガポール
そして追いかけて来る者たちに掴まってしまう。
中世の話もシンガポールの話も非常に面白かった。
で,どこからともなく表れた少女の理由も面白かったのに,この中途半端感。
ドイツの少女がでてくる意味は?
彼女は誰の子な訳?
で,黄色い肌の少女,つまり日本の女子高生な訳だけど,彼女がいろんな所へでてくる理由は分かる。
だけど彼女を掴まえようとしてる人々は何者?
どういう人たちな訳?
何の説明もなく終わっちゃうのはどうもね。