銀河のワールドカップ

銀河のワールドカップ

銀河のワールドカップ

これって一応スポーツもの。
「風が強くふいている」ほど感動した訳じゃないけれど,非常に楽しめた。
これはサッカーもの。
花島はある理由からサッカーコーチをやめ,現在失業中。
公園でサッカーをやっている非常にうまい子どもたちを見る。
そして,彼らからコーチを頼まれる。
うまい子どもたちは降矢三兄弟。身体的にも精神的にも超小学校級で,三つ子の悪魔と呼ばれている。
花島は彼らをコーチすることによって,自分のしたいことを見いだしていく。
サッカー小説なので,試合のシーンがいっぱい。
この辺はさっぱりわからない。
でも,それでも面白い。
最後にあるチームと戦うために,彼らはいろいろな手を尽くす。
ここらあたりの駆け引きが楽しい。
そして,其れが終わると,三つ子たちはそれぞれの道を行く。
そのあたりも好いわ。
三つ子だけでなく,そのほかのメンバーもそれぞれの道を行く。
そして花島も。