つばき、時跳び

つばき、時跳び

つばき、時跳び

なんともリリカルなタイムトラベルものだった。
この人って時々こういう凄くほのぼのとする作品かくのよね。
主人公は売れない作家。
父の生家に住むことになったとき,女しか見られないはずの幽霊を見た。
幽霊ではなくて,過去の人物がタイムトラベルして,彼の時代に来てしまったのだ。
だが,彼女は数日で元の時代に戻ってしまう。
彼は,どうかして彼女と会いたいと思う。
と,自分が過去に行っていることに気づく。
だが,彼も過去には長くいられない。
ついに現代に戻ってしまう。
ここからは大事な部分なので
で,彼と彼女が過去と現代を行き来出来るタイムマシンを作る事に成る少年に出会う。
その少年と彼が会話したことによって,少年はタイムマシン作ろうと思うわけだ。
この辺がこの作家の素晴らしいところだよね。
ちゃんと,伏線が解決される。
ちゃんとSFの理論に乗っ取ってる。
やっぱこうじゃなくちゃね。
σ(^^)はやっぱりSFがすき。
雰囲気だけじゃなく,こういう納得させられる話が好き。