さよならの空

さよならの空

さよならの空

どんな話か全然知らないで読み始めた。
いい話だったわ。初めての作者だったけど、満足だったわ。
舞台は、オゾンホールの拡大が深刻に問題化している近未来の世界。
テレサクライトンという80歳過ぎの教授によって、オゾンホールの拡大を阻止するウエアジゾンという化学物質が開発された。
だが、ウエアジゾンには、夕焼けの色を消してしまうという深刻な副作用があった。
そしてテレサは捨てた娘に会いに日本に来る。
偶然少年トモルと出会い彼に案内を頼む。
彼らをつける謎の男。
スパイ小説みたいな話になるかと思ったら,違ってる。
そして大量のウエアジゾンが爆発したときに起こる不思議な出来事。
だが謎の男だけは何も見ない。不思議な感覚を覚えただけ。
不思議な出来事を解決しようと思うテレサ
すぐ読めるけれど,面白かったです。