風車祭
- 作者: 池上永一
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1997/11
- メディア: 単行本
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中村渠フジはこの日を迎えるために生きてきた。
その前の年,比嘉武志はある日、島をさまよう少女ピシャーマの魂に出会った。そのとき彼はマブイ(魂)を無くした。しかし彼はマブイを取り戻そうとはしなかった。マブイを取り戻すと少女が見えなくなるから。彼は彼女に恋をしたのだ。
その中で,彼等が住んでいる島に災厄が襲ってくる。
巫女たちは何とか其れを回避しようとする。
巫女たちにもヒエラルキーがあるのね。
ツカサはユタより上で,ツカサの中で一番上がホールマーザイだとか。
で,まあ色々合ったけど,ピシャーマのおかげで災厄が回避される。
凄く厚い本だったけれど,夢中で読んだわ。
面白かったわ。