鏡の偽乙女

鏡の偽乙女 薄紅雪華紋様
偶然雪華と知り合ったわたし。彼のそばにいることによって不思議な事が見えるようになってきた。
最初に成仏してない魂を成仏しているところを見せられるが、志半ばでなくなった人は簡単には成仏できないって考えさせられたわ。
で、雪華の下宿の隣に移ったらその部屋にも亡者がいる。で、絵描きを志す私は絵でなんとか成仏させようとする。亡者は性同一性障害。彼を成仏させるためにどういう絵を書けばいいか。なるほどな〜。
妻と子を案ずるあまり死んだのにみれいじゃとなって戻ってくる男。
かなしいな。
でも、変わっておなじみれいじゃでも人に災いを起こす「前髪の総三郎」
しかし、新撰組血風録の中でこれだけ読んでる私っていっちゃてるか。
平井某って平井太郎さんのことよね。
こういう人出てくるとうれしくなっちゃう。
お欣の目に見える石が落ちてきたら関東大震災になるのかなとおもったり。
雪華ってなにものだろうか。
彼も「みれいじゃ」なのかな。
続きがあったら読んでみたいわ。
この人の作品いくつか読んでるけれど、どれもいいお話ばかりだわ。