スペルム・サピエンスの冒険

すぺるむ・さぴえんすの冒険―小松左京コレクション (ボクラノSF 4)
この中で呼んだ記憶がないのは表題作だけだけれど、何度読んでも小松作品はいいわ。
なんというのだろう。説得力があるというか、考えさせられるというか。
それに、恐ろしくなるものもある。
一番最初の夜が明けたらがそれだ。この後どうなるんだ。本当に怖い。
「牛の首」は怪談話の最高傑作だと思う。
「結晶星団」初めて読んだときのイメージと違う。なんていったらいいのか。
一番すきなのは「お糸」こういう世界があったらよかったって本当に思う。
また、解説がいいのよね。
小松左京さんのSFを一作も読まずに一生を終えるのはかなり損をしています。
イイ事いうわね。