あなたのための物語

これはロボットって言うか仮想人格ソフトと人との係わり合いの話。
製作者サマンサは若くして実業に成功してさらに次を目指して開発している。ところが彼女は其の時代でもというより、其の時代だからの死病に取り付かれる。
これって彼女が死ぬまでの話だ。彼女と人格ソフト二人のお話。
彼女が製作を目指していたものは彼女が病気とわかるとさっさと別の人が引き継いでいく。
そういうものなのだろうな。
この、あなたのための物語っていう題名が非常に暗示的。なるほどこうなるからこういう題名になるのか。
この話私には読みづらくて最初面白いと思わなかったのだけれど、頑張って読んでいくうちになんか面白くなってきた。
どこが良かったのか解らないけれど。