カレーライフ

SFでもミステリーでも時代小説でもないのになぜ読んだかというと、「平台がおまちかね」のポップコンにあったから。これが非常に面白い。
いろいろな小説読んでみるものだな。
ケンスケは高校時代の彼女のために調理師学校に行き卒業する。そして父から祖父が食堂をしていた土地をもらう。
父はケンスケたち子供たちが祖父の葬式のとき祖父の店のあった場所でカレー屋さんをしようといっていたのを聞いていたので。
それからケンスケのカレー屋開店までのさまざまな動きがつずられる。
いとこのワタルを追いかけて自転車で富士五湖まで行き、ワタルのおでんカレーを食べる。
ワタルといとこのヒカリのいるアメリカのバーモント州にいき(なぜ行ったかって言う理由が笑える)カレーを作って振舞う。これが結構大変。
其の最中にケンスケのファミレス内定がお釈迦になる。
ワタルの双子のサトルを追いかけインドにいってカレーを食べる。
祖父のカレーの謎を探すために沖縄に行く。
これら密接に絡み合うんだよね。
これが凄くうまくできてる。
どんどん話が進んでく。
本当に面白いお話だった。