狐笛のかなた

狐笛のかなた (新潮文庫)
こっちのほうがうまく説明できるかな。
中世、戦国時代っぽい。
小夜は人の心が聞こえる。
幼いころ、子狐を助ける。そして村の外れに幽閉されている小春丸と出会う。
数年たち、小夜は偶然自分の出自を知ることになる。
そして、子狐と小春丸ともかかわっていく。
そして、最後の決断。
この人の小説ってジュブナイルに収まらない。
いいジュブナイルは大人の鑑賞にも堪えられるものでなければならないと思うけど、そのレベルはるかに超えているような気がする。
すごい人だな。