月の森に、カミよ眠れ

月の森に、カミよ眠れ (偕成社文庫)
ヤマト朝廷の力に従わなくてはならなくなった小さな集落。
カミの守る月の森との境の湿り地に水田を開かざるを得なくなる。
カミを殺すためにカミと人間の間に生まれはヒトを呼ぶ。
そしてカミに求婚されているカミンマとカミとの間の絆。
カミにしたがうか、朝廷の意向に沿うか、そして、カミ殺しを決断する。
カミとヒトとの間に生まれた子の苦悩とか。
うまくいえないけれど、自然と進歩について考えさせられる話だった。