戦う司書と虚言者の宴

戦う司書と虚言者の宴 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と虚言者の宴 (スーパーダッシュ文庫)

神溺教団は敗れ去った。
だが,その影で武装司書のミンスが神溺教団の新たな楽園管理官になった。
知っているのは武装司書の上層部だけ。
見習い司書ヤンクゥは死んだノロティーを思い,ハミュッツや上層部に背こうとする。
しかし,最後には守るべきもののために,自分の意志を曲げざるを得なくなる。
ヴォルケンの最後も悲惨だったが,彼の方がもっと悲惨。
自分の意志とは別な行動を一生送らざるを得なくなったのだから。