戦う司書と恋する爆弾

戦う司書と恋する爆弾 (スーパーダッシュ文庫)

戦う司書と恋する爆弾 (スーパーダッシュ文庫)

死者の全てが「本」になり図書館に治められる世界。
魔術師もいるのよね。で,武装司書なんてのも。
彼等に敵対するのは神溺教団。
武装司書側のトップハミュッツは非常に問題な人物だけど神溺教団がひどすぎるから何とか釣り合い取れるか。
善悪が一応あるからお気楽に読めるね。
でも,話は結構悲惨。
主人公は神溺教団に記憶を奪われ爆弾を埋め込まれてる。
でも,彼は本の中の人物に恋する。
そして本の中の人物も彼に恋する。
どちらが先に恋をしたのか。読んでる彼か,読まれている彼女か。
二人は結ばれること無いけれど,恋することによって,悪事に荷担することをやめようとする。
この話面白いかも。
文章的に気になるところもないし。
最後にでてきた人物が気になるな。