少女七竈と七人の可愛そうな大人
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/07
- メディア: 単行本
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σ(^^)これ読んだことあったかな〜。なんて思いながら読み始めた。
だが本編は全く記憶にない。
で,はっと気が付いた。このプロローグある短編集にあったんだ。
何か記憶に残っていたんだ。
七竈の母はある時突然淫乱になりいろんな男とつきあった。
で,誰の子か分からない七竈を生んだ。
これは七竈の話。
七竈は大人になるに連れて非常に美しくなる。
彼女の友人雪風にそっくりに。
雪風の兄妹たちともそっくりに。
七竈の周りの大人たち。
彼女をスカウトしようとする元アイドルの言葉が何とも。
都会では美しさが紛れると。
でも,この話の中で一番のお気に入りのキャラクターは元警察犬のビショップかな。
ビショップの視点で語られる部分が面白いわ。
七竈は都会にでて人混みに紛れて過ごしていくのかな。
それが幸せなのかな。
雪風と彼女は似すぎて結ばれることはないのだから。