図書館危機
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/02/01
- メディア: 単行本
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自然に彼と接することが出来ない。
図書館を巡る事件は起こる。
第三章の言葉狩り。こういう事から検閲が始まるのよね。
実際「床屋」という言葉は放送禁止用語に成っているとか。
夏川玲さんが時々放送禁止の唄というシリーズでライブされる。何でこれがという物がいっぱい。
人を傷つける言葉は問題だけど,行き過ぎと思うこともいっぱい。
メディア良化法が成立した理由が語られる。
結局は国民1人1人の興味のなさによる。
もしこのような法律がこの国に合ったらどうなるのだろう。
政治に興味がないと恐ろしいことが起こる。
少し前に国会に上程された法律も恐ろしい物だった。
(共同謀議法といったと思う)
検閲がどういう物か一番分かりやすいのはナーダ王女の憂鬱の中の三章。
言葉遊びのように書かれているが,検閲が起こるとどういう自体になるか,非常に分かりやすい。