陰陽師

陰陽師 夜光杯ノ巻

陰陽師 夜光杯ノ巻

いつもの晴明と博雅。
なんかいいのよね。この二人の会話。
何時も晴明は博雅のことからかって居るみたいだけど,愛情って言うと一寸違うような気がする。
晴明は博雅が優れた力を持ちながら気づいていない。気づいていないからこそ,天地も晴明の心を動かすといっている。
この中で葉二を無くした博雅が晴明に連れられて神泉苑から阿耨達池にいき,そこで葉二を奏でるシーン。龍神から神々まで愛でて踊り狂う。
この葉二だって鬼と交換した笛なのよね。
別の話の中で博雅に「お前と会って酒を飲み,生きていたことの意味があった。この世にお前がいてよかったとしみじみ思う。」といわれて,晴明が照れるところがいい。
心の準備がとかいって,何時も冷静な彼があたふたするところがとてもよかった。
いつもまでも,
「行こう,行こう,そういうことになった。」
とお話がつずくといいな