神様ゲーム

神様ゲーム(2) カミハナニヲエラブベキ (角川スニーカー文庫)

神様ゲーム(2) カミハナニヲエラブベキ (角川スニーカー文庫)

やっかいごとを持ち込ませたら天下一の土地神”かのう様”が,今回招いた客人は,人間の進化と退化を司る双子の神様。彼らとの○×ゲームを全問正解しないと,叶野市の季節が止まらなくなる。
で,そのゲームを行うのがおなじみ叶野学園生徒会の面々。
多加良は神様鈴木が居なくなってとうとう自分が生徒会長になれると思っていたら,神様鈴木は叶野市に人間として残ることになってしまったのだ。
何時までも不幸な多加良。
でも,この話の悩む人たちってそれぞれ本当に深い。
それを一喝と共に解決する多加良。
って書くと多加良が万能のようだけれどそうじゃない。
必死になって彼らの悩みを探し,どうすればいいか考えている。
そう言うところがとてもいい。
かのう様は何時も陰険だし,鈴木はいつものとうり。
多加良たちも大変。