精霊の守り人
- 作者: 上橋菜穂子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/03/28
- メディア: 文庫
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何年か前に読んだんだよね。だいたいのところ覚えてた。
主人公がいいのよね。
しかし30歳で中年って言われるのは辛いぞ。
偶然新ヨゴ国の第二皇子チャグムを助けたバルサ。
チャグムは何かに憑かれたらしくそのため父王から命を狙われたのだ。
母である第仁王后はチャグムをバルサに託す。
だがチャグムの中に宿った物は非常に重要な物だった。
チャグムを守ろうとする,バルサ。バルサの幼なじみタンダ。そしてタンダの師トロガイ。
チャグムのなかの卵の重要性に気づいた聖導師と彼の部下シュガ。
彼らはチャグムと彼の中の卵を守り無事孵させることが出来るのか。
この話がいいのは,舞台の設定がしっかりしてることと,登場人物の性格がきちんと出来ていること。
ストーリーも非常に面白い。
大ヒットしてる某作品よりずっと面白い作品だと思う。
アニメ化したのは今週のまではいいと思っていたけれど,今週のがちょっと。原作にない話があっても違和感無かったけれど,今回シュガは聖導師の指示に従っているのでなくて,自分で勝手に動いてる。其れでは,これから困ると思うのだが。
狩人たちを動かせるのは王と聖導師だけなのだから。