青い宇宙の冒険

青い宇宙の冒険 (講談社青い鳥文庫)

青い宇宙の冒険 (講談社青い鳥文庫)

今回はとある理由があって再読。この小説何回目だろう。
これって中学生の男の子が主人公のジュブナイル
でも,σ(^^)がこれ初めて読んだのは,結構いい大人に成ってたな。でも,これ,ジュブナイルといっても,大人が読んでも十分納得出来るSFになっている。σ(^^)もこれは小松作品の中でも好きななかの上位に来るわ。
これを子どもの頃読んだら素晴らしいことだったろうなと思う。
宇宙が滅びようとしている。異様に高温になり大爆発を起こし崩壊しようとしている宇宙。そのそばに主人公たちの宇宙がある。当然影響がある。
原因は死にかけた赤い宇宙が近づいてきたため。
其れを防ぐのは主人公たちの思念のみ。
主人公たちは自分たちの宇宙を救うため,死を覚悟して戦う。
子どもたちだけは助けようとする先生たちも好い。
一番思念の強かったのは,アフリカのギザボ。草原で戦う彼が一番思念が強いって言うのはよく分かる。
本当に素晴らしいSFだと思う。