螺鈿迷宮
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (186件) を見る
つまりチーム・バチスタの栄光から読みたかったんだ。
だって,訳の分からない白鳥医師が途中からでてくるのよね。
多分順番に読んでいたら,彼がでてきた段階でキターって成るんじゃないかな。
σ(^^)はこれが最初。
順番にリクエストしたんだけどな(T_T)
でも,これは白鳥が中心じゃなく,どうしようもない医学生天馬大吉が主役。
彼はよんどころなく,医療法人碧翠院桜宮病院の内定を始める。
この病院は何故か人死にが多すぎる。
何故か。
読み終わってみると,白鳥側ではなく,病院側に立ってるσ(^^)が居る。
天馬の自分では知らない罪が連鎖していく事件。
彼が何かしたわけではないけれど,彼には自分の罪を知る。
非常に面白い話だった。
結局生きていたのはだれなんだろう。