精霊探偵

精霊探偵

精霊探偵

文体がいつもの,って言っても梶尾さん,はちゃめちゃの時と,リリカルなときと,文体違うんだけど,その両方とも,ちょっと違う気がする。
主人公深海は交通事故にあってから,背後霊が見えるようになった。自分の以外。しかし,その事故で妻を亡くした深海は無気力になり引きこもり状態。
だが,彼を気にかける近くの喫茶店のオーナー夫妻。じつは彼らには深海の両親が背後霊として憑いていたのだ。
偶然であったホームレスの背後霊のうち悪運を招く背後霊をはらったりする。
ある日,失踪した妻を捜してくれと言う依頼が舞い込んだ。
そこから事件が始まる。
この人の作品って大事件が起こるのに,熊本地方がメインに起きてそこで収束するのね。
これもそう。
これは分類するとどうなるかな。
陰陽師系といえるかも。
こういう話ってスキだわσ(^^)(^。^*))((^O^)v
しかし,主人公の背後霊が彼で,彼が彼だなんて。
伏線所々あったのに,気が付かなかったな。