呪文の織り手

この舞台は前二作と違って最初からファンタジーしてる。というより,神話的ていうかな。
だって,神らしき人が直接出てくるんだもの。
時代は大分下がって過去の話。
主人公タナクィーはひたすらロープを編んでいる。
編むことにより敵の魔法使いをやっつけるために。
そのことに気が付くための物語でもある。
彼女の成長だけでなく兄も弟も自分の道を見つける。
最後の戦いでは,彼女たち一家を迫害していた者たちも一緒になって敵とあたる。
今までの内で一番読みにくいと言うか,読みがいがある話だったな。
一番面白かったかな。