ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)

チェーンソー男と戦う美少女絵里と彼女を助ける少年陽平。
これだけ聞くと格好いいアクション物なんだけどね。
チェーンソー男を見るのは彼女たちだけ。
しかし絵里は身を削って戦ってるのよね。
絵里はチェーンソー男は諸悪の根元という。
チェーンソー男って何なんだろう。
そして陽平は何故絵里を助けるのか。
陽平には最近亡くなった友人がいる。
絵里は自分以外の肉親を亡くしている。
それが関係してるのか。
そして,陽平がいろいろ考えること。
ハリー・ポッターみたいに思春期のうだうだをだらだら垂れ流す小説は苦手。
でも,この陽平が悩む(彼は自分が悩んでいることが解っていないような)事を読んでると何か納得出来る。
納得というか,何て言って好いのかな。
で,彼のところに家庭訪問する先生。
これがいいのだ。
子どもたちのためにいろいろ勉強する。
しかし彼の気持ちは陽平には届かない。
解ってとは思うけど,解りたくない陽平の気持ちも分かってしまう私。
でも,この先生には何時までも頑張ってもらいたいと思う。
しかし,これで,この話がどういう話か分からないよね``r(^^;)ポリポリ,
私この話とっても気に入りました。