弘海
- 作者: 市川拓司
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/02/18
- メディア: 単行本
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息子が死んでその思いをつづった物だと思ったから。
この人って,少し前に泣ける映画って事で話題になった作品の原作書いた人なのね。
そういう話ってσ(^^)読まないんだけどな。
σ(^^)本借りるのは基本的にSFマガジンの書評の本だけ。
何で,何故借りたのか不思議だった。
読んでいく内に息子は無くなった訳じゃないことが解った。
で,こういう話だったらSFマガジンの書評に載るはずだッテ思った。
何たって主人公が読んでた小説がSFの名作。
この作者SF好きなのね。
そして,この小説はいわゆる「アトムの子ら」のオマージュだったのね。
といいながらσ(^^)「アトムの子ら」がどうなったのか覚えてないのだけれど。
この話はこの子どもたちがこれからどうなるか分からないけれど,こういう子どもたちを持った親の気持ちがかいてある。
この両親がとてもいい。
こういう両親に育てられた子どもたちばかりの世の中だと,この世界も好い世界になるな。
凄くここちのいいお話でした。
どなたにもお勧めだと思います。