比類無きジーブス
- 作者: P.G.ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村たまき
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2005/02/01
- メディア: 単行本
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何だけどね,というより賢明な奴隷と間抜けなご主人物って行った方が有ってるかも。
このご主人困ったことがあるとすぐ執事ジーブスに相談行く。
おまけにこの人の周りには何時も困ってる人がわいてくる。
で,またまたジーブスの出番。
でも,このジーブスが服装に五月蠅い。
ご主人様がジーブスの気に入らない服を強引にきてしまうと頼んでもそれとなく無視されてしまう。
で,結局しょうがなしにジーブスの言うとうりの服装をする羽目になる。
これが笑える。
ジーブスは御主人は馬のようなもの。調教が肝心なんて言いきっちゃうのよね。凄い執事だわ(-"-;)
ジーブスはbutlerではないらしい。自分ではgentleman's parsonal gentlemanって言ってる。
原文ではvaletって書かれてるそうだ。でも,ご主人様の文章には執事は他の召使いってでてこないのよね。
ジーブスって今のご主人様に満足してるので,ご主人様が姉一家と住もうとしてるのを察して,子どもたちと住む事がどういうことか思い知らせるところがあったけど,策士よね。
面白い話だったわ。