シェークスピアは誰ですか

計量文献学の世界 シェークスピアは誰ですか? (文春新書)
コマケンの人に借りた本。
文章の数量的な分析から著者を割り出す,「計量文献学」について解説した物。
統計的な手法を用いて作家を推定している。
なるほどなと思う一方ちょっと眉唾とか思ってしまうσ(^^)。
だってこれって統計使ってるのよね。
統計って用いたい方で何とでも成っちゃうような気がするの。
偏見かもしれないけれど。
でも,句読点の付け方や,文章の長さで著者を割り出すッテ言う方法は,何となく合ってるかもとか思ってしまうところもある。
読みにくいかと思っていたら,なんだか面白くてするする読めてしまった。
しかし,文章の世界に数学を持ってこようとした人がいたって言うのは,素晴らしい。
最初に考えついた人偉いわ。