ゆめつげ

ゆめつげ

ゆめつげ

畠中恵の「しゃばけ」シリーズではない話。
でも,これもいい話だった。
どこが気に入ったんだろう。
雰囲気かな〜。
ストーリーかな。
時代は幕末。
清鏡神社(とてもちいさい)の神主の跡取りの宮司川辺弓月は夢つげが出来る。
ただ,あまりにも漠然とした物で,後であれかと気が着くような物。
そこへ清鏡神社とは格が違う白加巳神社の権宮司佐伯彰彦から蔵前の札差し青戸屋の行方不明の跡取り息子を捜すため夢つげして欲しいと言われ,弟の信行(この子がとてもしっかりしてる)と一緒に白加巳神社に向かう。
そこで勤王の浪士たちのはかりごとに巻き込まれる。
夢つげを頻繁に強いられている内に,いつしか夢つげの力が大きくなりいつでも出来るようになったが其れは秘密。