冥王と獣のダンス

冥王と獣のダンス (電撃文庫)

冥王と獣のダンス (電撃文庫)

この人の作品って独特の雰囲気が有るわ。
なんて言うのかな,一番近いのは虚無感だろうか。
でも,虚無感が有りながら,どこかに希望の用なものを求めている感じがする。
この話は虚空芽という謎の軍隊により宇宙への進出を阻まれた人類。
地球に閉じこめられた人類は奇跡軍と枢機軍に別れて不毛な戦いを続けている。
枢機軍は残された文明ののこりに酔って武器を作り続けるプラントを掌握した人物が絶対君主となり中性の身分制度を作っている国と奇跡軍とは奇跡使いと呼ばれる超能力者のいる国
奇跡軍の奇跡使いリスキー兄妹はこの世界を違った物にしようと,枢機軍のトモル・アドに目をつけた。しかし彼は奇跡使いの少女夢幻と運命の出会いをしていたのだ。
と言う話。
最後はどうなったんだ。
生死をうやむやにしてッテコトは続きがあるのかな。
気になるわよね。