塵クジラの海

塵クジラの海 (ハヤカワ文庫FT)

塵クジラの海 (ハヤカワ文庫FT)

スターリングの処女作だそうだ.
スターリングの作品はサイバーパンクの作品は少し読んでいたけれど、処女作はこういうの書いていたんだわ.こういうのが処女作とは(?_?)
主人公は薬中.でもって、その薬が取れる惑星水無星にいる.
薬の原材料の取引が禁止されてしまう.
で、原材料を求めてその惑星の塵の海にすむ塵くじら取り船に乗り組む.
船長が白鯨のエイハブ船長の様な人.
彼はその惑星の秘密をひたすら探し求めている.
でも、結局は分からずに死んでしまう.
主人公はその船で、異星人ダルーサと知りあい、引かれ合うが、ダルーサは人に触れられると、アレルギー反応を起こす体質なので、ふれあうことが出来ない.
結局は彼女は死ぬが、その結果、主人公はそれまでの人生を考え直す.
でも、惑星の秘密が分からないのは、どうもなんかたりない気がしてしまう.
塵の海には何がいるのかな.
分からないわ.