ここは魔法少年育成センター 1〜3

久美佐織
親友のタカチを助けようとして突然魔法力に目覚めた瑛蘭は、何の知識もなく曲者揃いの魔法学校に転校させられてしまう。この世界では魔法の力を持っている者はすべて、その学校に入れられるのだ.
この学校って自分で勉強する気になるまで、まっているっていうすごいところだ.
瑛欄のもつ力が、数百年に一度しか現れない「贖いの聖者」出在ることが分かる.
いったん死んで死にきれなかった亡者を昇天させる.そして生き返る.
で、三巻では、なかなか死なないんで、亡者がまってて黒いとぐろ蒔いてるなんて言われる気の毒な子である.
「贖い」と聞いて「いがない」と言ってはりせんが飛んできたり.
面白いわ.
二巻の敵役の人は、ちょっと幼すぎる気がする.70という設定にはちょっとと思う.
三巻に出てくる庵野ジョー君はいい子だ.
しかし、作者は「ジョー、君はどこに落ちたい・・・・・・?」これ書きたくて、ジョーって名前にしたのね.きっと.
学校の入学許可証みて、ベストセラーみたいだと言ったり、ユーモラスな話だ.
内容はけっこうシビアなところもあるけれど、そう言うユーモラスな語り口で、気持ちよく読める.
井之上雅比古のモデルの人といっしょのツアーで旅行したことがあったわ.
確かに見た目のよい人でした(^-^)