猿若祭二月大歌舞伎

三等席の一番前が空いていたのでポチっとしてしまった。
お目当ては
一、門出二人桃太郎(かどんでふたりももたろう)三代目中村勘太郎 二代目中村長三郎 初舞台 劇中にて口上相勤め申し候
勘九郎七之助がおじいさんおばあさんの子供役。橋之助も出てるし、菊五郎吉備津神社の神官。猿が松緑、雉が菊之助、犬が染五郎。なんて贅沢。
勘太郎君と長三郎君の舞台初めて。本名で出演したのチラッとTVで見たけど、そっちも見たかったわ。勘太郎君は所作覚えてるのね。長三郎君はおにいちゃんの真似一生懸命してるとことが可愛い。この子達がメインになるまで生きていられるのか、私。
二、絵本太功記(えほんたいこうき)尼ヶ崎閑居の場
ほとんど落ちてました
三、梅ごよみ(うめごよみ)向島三囲堤上の場より深川仲町裏河岸の場まで
昔玉様の仇吉、勘三郎の米八で見たんだわ。丹次郎が誰だったか覚えてないんだけど仁左さまだったらしい。だって仇吉と米八の二人の喧々諤々しか覚えてないんだ物。菊之助の仇吉きれいだった。勘九郎も良かったな。二人が振られるのは前に見たときも不条理だと思ったけれど、歌舞伎は大体不条理だものな。染五郎の丹次郎いい味出してた。何でこんなのがもてるのか。いい男だもの。もてるか。そうだな。