十月大歌舞伎

十七世 中村勘三郎二十七回忌 十八世 中村勘三郎三回忌 追善
一、新版歌祭文 野崎村
二、上 近江のお兼
  下 三社祭 すみません、寝てしまいました。
三、伊勢音頭恋寝刃 油屋店先 同 奥庭
この話、こんな終わり方でいいのか。ま、歌舞伎ってこういうものだけどね。玉様が卑怯者で意地悪な役を楽しそうに演じていたのが面白かった。ハッシーも面白い役立ったわ。
一、菅原伝授手習鑑 寺子屋
このお芝居いつ見てもひどい話。見つけたっていうところは海老蔵が目を剥いたところの方が感じが伝わってきたけどね。玉様と仁左衛門丈がこの役すると悲劇性が増す感じがする。
二、道行初音旅 吉野山 これも寝てしまいました。
三、鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)
いや〜、驚いた。勘九郎声も演技もお父さんにそっくり。今まで似ていると思ったことなかった。午前中の見ていても、全く似ているところはないと思っていた。勘九郎真面目すぎると思っていた。お父さんの飄々としたところないと思っていた。ところがこのお芝居。十八世勘三郎そっくりと思った。演技の飄々として軽々とした演技。今回これ見ることができただけでも素晴らしいもの見たと思う。