ニッポニア・ニッポン

友人に誘われて行ってみた。長谷川伸の作品って言うので「瞼の母」とか「一本刀土俵入り」とかだったらやかもと思って行ってみたら、全く違う。長谷川伸の人生と長谷川伸の作品をクロスオーバーさせたものだった。
実はちょっと遅れて言っちゃったんだけど、それでもそれからでも面白く見られた。長谷川伸の人生と彼の作品をうまく混ぜてる。
しかし「ニッポニア・ニッポン」って題名はなんだかわからないよね。数十年前の日本人は捕虜に対しても思いやりを持つ民族だったのに戦争中の我々はなんだ。なんでこんな日本人になってしまったんだということを言いたくてこういう題名にしたのかなと推察はするけどね。
それと、ちょっと暗転が多すぎ。暗転が多いと何か気持ちがそれちゃうのよね。
折角面白いお話なのに残念だったわ。