2月に読んだ本

なんでこんなに少ないんだろいう。
2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3029ページ
ナイス数:43ナイス

ときぐすりときぐすり感想
「まんまこと」シリーズ第4作。妻のお寿ずに先立たれ傷心の麻之助。しかし事件は次々と起こる。遊人の友人清十郎の失踪。理由が恋。目と目があっただけで恋に落ちる。相手が彼を思っていたかもわからない。想いあっても結ばれない相手。何かいい感じ。もうひとりの友人吉五郎にも災難が。これをなんとかしようとするのが丸三。初めて出来た友人たちのために何かしたいと思う丸三。この人の気持ちわかるような気がする。表題作の「ときぐすり」時間が経つうちに辛いことも薄れてくる。友人たちの思いやりによって辛さが薄れる。この感じがこの話のい
読了日:2月27日 著者:畠中恵
坂木司リクエスト!  和菓子のアンソロジー坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー
読了日:2月24日 著者:坂木司
オーリエラントの魔道師たちオーリエラントの魔道師たち感想
オーリエラントシリーズの短編。本編ほど深刻な話じゃなくて楽しめた。魔導写本師に出てくるイスライールってカリュドウのお師匠さんだった人だっけ?この前読んだばっかりなのにな〜。中で一番好きな話は「闇を抱く」男に虐げられている女たちが密かに男たちに反逆する。男たちの目を欺く方法が素晴らしい。面白い本だったわ。
読了日:2月23日 著者:乾石智子
ディアスと月の誓約ディアスと月の誓約感想
今までの作品とは違う世界。前の世界の話も一応主役達が勝利する話だが、この話は本当にハッピーエンドで終わる。王様がヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ。子供達や臣下の者たちの力量を測り、どうすれば国が続く考える。いくら冷酷だと思われようと。ディアスがこの王のようになれるかわからないけど、こう言う人物描ける作者は大したもんだと思う。
読了日:2月23日 著者:乾石智子
闇の虹水晶闇の虹水晶感想
自国を滅ぼされて生かされている創石師ナイトゥル。鬱々と生活している日々の中夢の中でどこかの国の王子の成長を見るようになる。この王子とナイトゥルが最後に関わる。これがまた、面白い。最近この人のファンタジー読むようになったが、面白い世界描くなと思う。登場人物がこれからどうなるかって思わせられるってすごいなと思う。
読了日:2月11日 著者:乾石智子
百年法 下百年法 下感想
不老不死が実現した社会。しかし――法律により100年後に死ななければならない。100年たったとき、この法律がどうなるか?この話って群像劇で特にいろんな立場の人がバラバラに動いて最後にひとつになっていくところがすごい。 永遠に生きられると人はどうなるのか。国はどうなるか。考えさせられる話だった。引き込まれた。凄い話だ。
読了日:2月11日 著者:山田宗樹
百年法 上百年法 上
読了日:2月11日 著者:山田宗樹
光圀伝光圀伝感想
最初ちょっと読みにくいと感じたけど、そこを超えたらグイグイと引き込まれて読んでしまった。泰姫との関係がなんともいい。「天地明察」でも命じられた結婚でも仲睦まじい夫婦像を描いていたが、こういう夫婦もいたんだろうなと思わせてくれる。何故忠臣を殺したのかっていうのがメインテーマみたいだけれど、殺さざるを得ない光圀の心中がなんとも言えない。殺される人に私欲がないからますます感じるんだろうと思う。面白かった。
読了日:2月11日 著者:冲方丁

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