風立ちぬ

久しぶりのジブリ作品。「ゲド戦記」以来か。
なんと言おうか。戦争を感じながら、自分の好きなもの、飛行機を作ることだけに生きている青年たち。時々陸軍は、海軍はどこと戦争する気なんだろう。って語り合う。でも、それで終わり。そうなのかも。特攻に狙われた次郎に対し、会社は次郎が役に立つ限り守るって言われるのもなんだかなと思いながら理解できるな。「身に覚えがない」にもかかわらず、特攻に狙われるって本当に恐ろしい時代だったと思う。そういう時代が二度と来ないことを希望するわ。
でも、戦争に関することって本当にちょっと。次郎が「零戦は一機も戻ってこなかった」って行ったことぐらいか。でも、映画全編に戦争の影を感じる。戦闘シーンないのにそれ感じさせるってやっぱりさすがだなと思う。
カプローニとのシーンがすごくよかった。何がいいと思ったのかよくわからないけれど。
でも、どういっていいかわからない作品だ。面白いことは面白かったのだけど。う〜ん。