SFマガジン8月号

S-Fマガジン 2011年 08月号 [雑誌]
今回は初音ミク特集。
初音ミクにちなんだ小説がいくつか。
山本弘の作品は地球文明が滅びた後地球圏にやってきた異星人。彼らは地球人の遺跡を探していた。
そして探したのが金星接触に失敗したAKATUKI.そこには初音ミクのキャラクターがいっぱい。。本当にこんなに乗っけてるのか。AKATUKI。
それを元にストーリーを作り上げる異星人。その話が面白い。よくこんなこと考えるよな。
野尻抱介の作品も面白い。
鯨との交信を計画したJAMSTECの職員は企画を却下される。唆されて自分のブログに初音ミクを使った鯨との交信の計画を載せると非常な反響を得る。それによって計画が進む。で、偶然異星人に出会う。あまりによくできているけど面白い。こういうことあったらいいなと思わされる。上司たちがミクにはまっているところが笑える。主人公が会話についていけないところも面白い。
神林さんの作品は微妙だ。私には評価できない。