つばき、時跳び

始まる前にバックヤードツアーがあり参加した。
明治座の舞台の上にあげさせてもらって、大道具係りの方から舞台のセットについていろいろ伺った。最初に舞台の盆を回してもらった。こういう機会なんてないよね。
で、其の後、上敷を敷く所とかたずけるところを、見せてくれた。これがすばやくできるようになるまで二〜三年の修行が必要だとか。上敷の縁を白く飾ってあるのは御殿とかそういったいい屋敷のシーンだとか。
吊りものの説明があった。人力と電動を使い分けているとか。電動だと何かのとき咄嗟の反応ができないからだとか。
あと、箱足と平台で舞台作るらしいけれど、七寸を基準に作られてるとか。着物の動作がきれいに見ることができるからだそうだ。
ということでここから感想。
明治座で「つばき、時跳び」やるんだと聞いてちょっとびっくり。
だってこれタイムスリップものなんだもの。
明治座となんか合わない気がするんだもの。
でも、見てみるとあまり違和感は感じなかった。
現代と幕末が舞台になっているからだろうか。
脚本家はキャラメルボックスの人なので、キャラメルボックスのいつもの雰囲気になるかなとおもったら、出演者が違ったかららしく、そういう雰囲気が無かったところが良かったかな。