ひめゆり

内容は題名のとおり。
私戦争ものみないように過ごしてきた。
だって悲惨な話見たり読んだりしたくないじゃない。
で、何故見に行ったのか。
友人に行かないかっていわれた。
で、出演者に原田優一くんと岡幸二郎さんっていわれて、見に行くことにしてしまった。
劇場がシアター1010って言うことも大きかったかな。
で、見に行ってよかった。
ほとんど台詞が無い歌ばかりのミュージカルだった。
内容ははっきり言って悲惨。
でも、ストーリー展開凄いし、舞台の回しも凄い。
これって初演って1996年なのね。
だから凄く練れてるのか。
岡さんの役って其の当時の日本兵の典型みたいな横柄な役。泣き声がうるさいと子供も母親も殺す役。でも、彼この役ずっとやってるのね。凄いと思う。演じてて大変だと思うもの。
優ちゃん何やるか知らないで見にいたけど、歌歌い始めたらわかった。
顔立ち凄く男っぽくなってるんだもの。
彼が出てなかったら見に行かなかったと思う。
一部で女学生たちが断ると非国民といわれるのが怖くて陸軍病院勤務をせざるを得なかったシーンはちょっとわかりづらかったかな。
二部で逃げ惑うところは非常に迫力があった。
次々と死んでいく人々。動けない兵士を殺すというなんともいえない事実。
生きて虜囚の辱めをうけづと言うことを教えられた人々が次々死んでいくこと。
二部は本当に悲惨だった。
(結構つかまってべらべらしゃべっていたということも聞いたが)
われわれ戦争知らない世代はこういうの見るべきかもしれないと思わされた。
戦争行為を起さないことがいかに大切かということがわかるから。
其のことも大切だけれど、この舞台非常にうまく作られてると思う。
私眠くならなかったもの。