アメリカン・ゴッズ

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刑務所から出る寸前のシャドウの元に外で待っていてくれている妻ローラの死亡が知らされた。
刑務所から出た後、偶然知り合った男に雇われる。
其の男はなんと北欧神話の主神オーディンであった。
ここから、古い神々と新しいアメリカの神々の戦いが始まる。
もの凄い壮大な戦いが始まると思ったらそうじゃない。
シャドウの心のたびというか、なんというか。
オーディンが何故シャドウを雇ったか。
オーディンは何故さまざまな古の神々を戦いの場に引きずり出そうとしたのか。
ローラは何故死んだ跡も動き回るのか。
この謎が解明されていくところがどきどきする。
それ以上にアメリカに移民ともにいろいろな神々がわたってきて、忘れ去られていくっていうところがなんとも言えずありそうで面白い。
アメリカの新しい神々って言うのがTVの神だったり、車だったり、って言うところも面白い。こういうこと有りそうって感じが。
この話の静かなところが、ストーリーにあっていて良かった。