戯伝写楽

写楽の謎をどう扱うのかと興味もって行ったのだが、うまく消化されてる。
写楽藤十郎兵衛説というのがいま、一番強いらしいけれど、其の彼を出しているところが凄い。
といって彼が写楽じゃなく、写楽の振りしてるだけなんだけどね。
で、本物の写楽が女性で、彼女は絵を書くことにしかない人物にしてるところが凄い。
絵を描くだけに生きている人。こういうところはまったく無いわたしだけれど、なんかうらやましい。
写楽が何故一年足らずでいなくなったかということがとても納得させられる。
悪人が一人もいないのに、成り立つ話って言うのもあるんだな。
悪人いなくても、何かに熱狂する人の周りにいることって、どうなんだろうな。
コング桑田って人はとてもいい声の人だった。