死の蔵書・幻の特装本

死の蔵書 (ハヤカワ・ミステリ文庫)幻の特装本 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
これも「平台がおまちかね」に載っていた物。載っていたのは幻の特装本なのだけれど、やっぱ一冊目から読まなければと重い「死の蔵書」から読んでみた。
実を言うと両方とも読んだ記憶はあるのだけれど、まったく覚えてない。
で、とても新鮮な気持ちで読めた。
両方ともとても面白い。
ミステリーとしても面白いけれど、それより古書に対する薀蓄がなんともいえない。
知らない本の話ばかりではなく、SFの名著も高くなってるとか書かれてるとなんだかうれしい。
でも、本を集めるって言う気持ちが無い私には良くわからない世界ではあるが。
でも、そんな私でも、面白いって思わされてしまった。