ネル

ネル (想像力の文学)
ネルという少年が、突然魂をなくしてしまった両親を元に戻すために、しゃべる桃と巨人をお供に冒険の旅に出る、というファンタジー
剣も魔法もないのに、ちゃんとファンタジーしてる。
すばらしい。
こういうファンタジー初めて。
少年が旅立つ前、修行してるとき、両親が魂をなくす前のことが描かれるが、そこで、最初なぜかと思われるくらい、関係がないようなあるような、物語が挟まれる。
最初、流して読んでいたんだけど、これが物語りに重要なものになってくのね。
で、少年はどうやって両親の魂を元に戻すのか。
読んでください。
でも、大団円迎えたかと思うと、突然、登場人物たちの、後悔が襲ってきてまた、虚無に飲み込まれそうになる。
それをネルはどうするか。
そうか〜。
いい話だな~。