ヘッダ・ガブラー

小沢真珠見たくて行ったけど、内容まったく知らないで行った。
この舞台イプセン原作なのね。イプセンって「人形の家」しか知らなかった私。
「人形の家」って抑圧されている女性の自由謳ってるのよね。
でも、これってまったく違う。
このヘッダ・ガブラーって自由気ままに生きたいけれど、スキャンダルはいや。優雅に暮らしたい。波乱万丈にはあこがれたいけれど、そういうものは見たい。っ手思っている女性なのね。
で、結婚相手に選んだのは将来有望そうなつまらない青年学者。
で、面白いこと見つけようとしているうちに、昔の恋人が改心してまじめになろうとしているのを知ると、彼を元の暮らしの戻し、最後に自殺させようと図る。

だが、思惑ははずれ、彼は惨めに殺される。
自分に夢中だと思っていた夫はその彼の業績を元に戻そうと夢中になり自分を相手にしない。
で、自分が周りの人を操っていると思われたのが、弱みを自分の下僕のようなものだと思っていた人物に握られる。
そして最後に自殺する。
非常に面白かった。
この女性の自分勝手な奔放さも凄いけど、人の人生って周りから動かされるわけじゃないのね。
思惑って外れるものなのよね。
でも、この人最後まで自分貫くんだ。
その辺は凄い。
なんとなく見にいたけど、面白かったわ。