2008-08-11 そらのこども 読書 どこか別の世界。ここには「霧練り」と言う能力を持った人々がいた。 そして彼等のための学校も。 伝説の「霧練り」に認められた少年ジルはその学校に入った。 同室になった優等生だが影のあるマウリと落ちこぼれのミッジと知り合う。 で,彼等の成長がわざとらしくなくて好い。 両親はいないけれど,厳しいけれど親身な叔父たちに育てられて,素直なジルが人それぞれにいろいろな考えがあることが解る。 必死に努力してもかなわないことがあることも。 ほのぼのとしていい話だったわ。