死因不明社会

死因不明社会―Aiが拓く新しい医療 (ブルーバックス)

死因不明社会―Aiが拓く新しい医療 (ブルーバックス)

これはいろんな人に読んでもらいたい。
この人この本書きたくて「チームバチスタ」とか書いたのかな。
でも,書いてくれたおかげでこういう本が出版された。
私達にいまこの国で必要な物っていうものを考えさせられた。
死者の解剖の必要性。
死亡診断が軽視される社会にあって,犯罪行為や児童虐待が発見されないこと。
それがいかに我々にとって不利益か。
満足のいく監察医務院があるのは東京だけであること(これさえつぶされそうになったこともあるとか)
それに対するにはどうするかと言うことが書いてある。
ついでにここの作者のインタビューも是非読んで。
http://tkj.jp/kaidou/
ここに出てくる官僚たちと東大教授。
この東大教授恥という概念無いんだろうか。