死因不明社会
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/11/21
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 169回
- この商品を含むブログ (110件) を見る
この人この本書きたくて「チームバチスタ」とか書いたのかな。
でも,書いてくれたおかげでこういう本が出版された。
私達にいまこの国で必要な物っていうものを考えさせられた。
死者の解剖の必要性。
死亡診断が軽視される社会にあって,犯罪行為や児童虐待が発見されないこと。
それがいかに我々にとって不利益か。
満足のいく監察医務院があるのは東京だけであること(これさえつぶされそうになったこともあるとか)
それに対するにはどうするかと言うことが書いてある。
ついでにここの作者のインタビューも是非読んで。
http://tkj.jp/kaidou/
ここに出てくる官僚たちと東大教授。
この東大教授恥という概念無いんだろうか。