あがるた

錏娥哢奼

錏娥哢奼

この作者多分_(^^;)ゞイヤーはじめてだよね。
何となく思いこみでハードな忍者物かと思って読み始めた。
そしたらなんと内容がぶっ飛んでる。
時代は江戸の始め。忍者の里で生まれたあがるたは何というのだろう。掛け合わせである種の性質を持たせられて生まれてきた。
で,忍者なのにあまりというか全く忍者らしいことはしない。強いことは強いんだけど。
で,ここの里には蛆神といういくつか分からないような人間に支配されてる。
で,彼等は家康と対抗してるのかな。
そして途中で異世界にいくんだけど,それが話に繋がるかというと繋がらない。
,つまらないかと言われると非常に面白い。
でもって,突然,偈会門(ゲート)齪拂(セクハラ)采身異(ダミイ)越幾斯(エキス)不侖(フロン)身彫(シンボル),意恨(イコン)真事(まじ)仕守推務(システム)とか言う言葉がでてきたりするんだ。
この言葉もらしくて面白い。
家康が何者で,蛆神が何者か結局分からないで終わるけど,それも又良い。
とても厚い本だったけど,SFぽいところがいっぱいあって面白かったわ。
この人の他のはどんな感じかな。
こういう話だったら又読んでみたいけど。