蘆屋道満大内鑑ー葛の葉

久しぶりの国立劇場
歌舞伎鑑賞教室と言うことで,最初に歌舞伎についてのお話。
お国歌舞伎から初めてたけど,絵の中からお国がでてくるっていう設定には笑えた。
女歌舞伎から若衆歌舞伎,野郎歌舞伎っていう流れは解説無かったよね。
女形役者さんが訓練で膝に紙を挟んであるくとか。
そうか,だからああいう色っぽい歩き方になるのね。
でもって,目的の「葛の葉」
早変わりもよかったけれど,やっぱり一番は「恋しくば」を書くシーン。
最初右手で書いて,左手で書いて,最後に口で書く。
ちゃんと読めるもんね。
恋しくばの後の尋ね来て見よって下から書くんだ。
すごいわ。
昔はでんぐりかえしして書いたって聞いたけど,今はそういうこと出来る人いないみたいね。
でも,それでも面白かったわ。