アイの物語

アイの物語

アイの物語

マシンに占拠された地球。人間たちはマシンたちの輸送列車を襲って人間は細々と生き延びている。
主人公の僕は語り部。彼はアンドロイドに連れ去られ,物語を聞かされる。
マシンたちの背後にある物が悲しい。
それぞれの短編は人間とマシンの関係が語られる。
もし地球がマシンの物に成るならこのような形になるんだろうなとおもわされた。
いわゆるマシンの人間制圧なんて事は起こらないだろう。
マシンは人より倫理的にも論理的も上だとおもうから。
そして,人を見守るのだろう。
それに比べて人間はこういう行動しか取れないかもしれないと思うと悲しい。