闇の守り人

闇の守り人 (新潮文庫)

闇の守り人 (新潮文庫)

これも前に感想書いたかも``r(^^;)ポリポリ,
チャグムを守りきったことにより,ジグロが自分を守ってくれた気持ちを理解し,彼に対する負い目のような物が減じたバルサは,やっと自分の過去と向き合う覚悟を決めた。
そして故国ガンバル国に戻る。そしてジグロが非道な汚名をおっていることを知る。
そして彼の汚名をそそぐため命を懸ける。
ここにも前作のサグ(こちらの世界)とナユグ(あちらの世界)のような物があり,その間を繋ぐ人々が居る。其れがまたこの小説に深みを与えていると思う。
児童書だけ合って今回も少年が活躍する。自分の意志で。
彼は某ベストセラーの少年のようにうだうだと悩まない。
自分の出来ることをそしてしなければ行けないことをするだけ。
そういうところもいいわ。